伝えたいことがあるすべての人へ。「数学文章作法 推敲編」を読んで感じた書き手としての3つの心構え

スポンサーリンク

結城先生の「数学文章作法 推敲編」を読みました。この本は数学文章とありますが数学に限ったものではありません。

「文章を書く人」=「伝えたいことがあるすべての人」におすすめの本です。

それはなぜか?

この本を読んで推敲のテクニックも多く学べました。しかし私が特にこの本を読んでよかったと思ったのは推敲のテクニックを通じて著者、書き手としての心構えを学べたところです。

今回は学べた3つの心構えについて書きたいと思います

  1. 読者のためを思う
  2. 「判断」こそが著者の仕事
  3. 文章の質を向上させる工夫をする

それぞれ見ていきましょう。

読者のためを思う

文章を書く目的はなんでしょうか?

それは誰かに伝えたいことがあるからです。

ですから自分の思いを文章にするだけで終わりではありません。読者へ伝わるようにする必要があります。

書いた文章にどれだけ愛着があっても、それは読む人には関係ありません。

読者に伝えたい何か、例えばそれが今日感じたことや、ちょっとしたアイディアなどだったとしても読者に伝わらなければ意味はありません。

「読者のための思う」ことが大事です。

しかし「思い」だけでは伝わりません。

ではどうすればいいのか?その方法のひとつが推敲です。

自分が書いたという感情は横に置いておいて、読者に伝えたいことが伝わるかどうか文章を見直す。

そうすることで読者に伝わりやすい文章になります。

「読者のためを思う」ということは書き手として大事な考え方です。

それを実行するための重要な作業が推敲なんですね。

「判断」こそが著者の仕事

結城先生は「こう書きなさい」と書き方を決めているわけではありません。

例えば「短い文章で書く」「二重否定を避ける」など指針としていろいろな書き方が出てきます。

しかし本の中でたびたび出てくる言葉が「判断」こそが著者の仕事であるということです。

著者が書いた文章は自分の責任において表現を吟味し、決断する。これが著者としての責任です。

例えば上司がうるさいからと会社の書類で少し表現を変えたりすることはありませんか。それは上司の影響もありますが、最終的には書き手としての自分の責任となります。

厳しいですががんばって心がけていきたい考え方です。

ちなみにこの「判断」の積み重ねが著者の個性として文章に現れるのではないかと思います。

文章の質を向上させる工夫をする

以前の記事でチェックリストについて書きました。

墜落しそうな飛行機でパイロットが最初にすることとは?「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」
飛行機が墜落の危機に陥ったとき、パイロットが最初に何をするかわかりますか?正解は「チェックリストを使う」です。機長「チェックリストを使おうか...

チェックリストを使うことで、行動を再現し、結果の質も再現しやすくなります。

そして、この本の中にも最後にチェックリストがあります。

このチェックリストを使って推敲をすれば、文章の質を向上させることができます。

こうしてチェックリストなどを使って文章の質を向上させる工夫をすることも、「読者のため」です。

こうした工夫も心がけていきたいです。

まずはこれまでブログを書くときに使っていたチェックリストに今回学んだことを加えていく予定です。

ただチェックリストにある項目数が多いので、自分の文章の癖などを考えながら少しずつ活用していくのがよさそうです。

終わりに

結城先生の分かりやすい文章はこうやって推敲を重ねて作られているんですね。

本書には文章中のどの部分に注意するかといったポイントだけでなく、効果的な遂行の方法、また推敲を終わらせるタイミングなども書いてあります。

ここもなかなか推敲を終わらせられない自分には参考になりました。

他にも「著者の帽子を脱いで、読者の帽子をかぶる」など印象に残る言葉も多かったです。

順番は逆になってしまいましたが「数学文章作法 基礎編」も読みたいと思います。

ゆうびんやでした。



日記、メモ帳、ライフログなど記録の楽しさを共有する新ブログ「Log is Fun!!」始めました。もしよろしければご覧ください。

記録が幸せへの近道。Log is for Happy!!
スポンサーリンク
336×280レクタングル
336×280レクタングル

おやくにたてましたでしょうか。よろしければシェアいかがですか?

おやくにたてましたでしょうか。よろしければフォローもいかがですか?