意志力はなくならない!?

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ハーバードビジネスレビューのこんな記事を読みました。

意志力は有限である、という従来の「自我消耗」説を覆す、数々の研究を紹介。筆者によると、脳のエネルギー欠乏が糖分の摂取で補われるという説も誤りだという。

その記事の要約を引用します。

意志力は有限である、という従来の「自我消耗」説を覆す、数々の研究を紹介。筆者によると、脳のエネルギー欠乏が糖分の摂取で補われるという説も誤りだという。

ちょっとびっくりですよね。いままで意志力は有限だと思っていました。でもそれは違う!?どういうことなのでしょうか?

自我消耗はなかった

自我消耗とは

意志力は脳のエネルギーと結びついているが、このエネルギーは蓄えが限られており、いったん使い果たしてしまうと、自制心が効きにくくなる。

ことです。

毎朝起きたら意志力というエネルギーがまんたんに溜まっており、そこから何かするごとに意志力は使われていき、意志力を使い果たしてしまうと自制心が効きにくくなると考えると自我消耗のイメージとしては分かりやすいと思います。たとえば意志力を使い果たしてダイエット中なのにお菓子を食べたりしてしまいます。

ロウ・バイマイスターさんが研究したもので「Willpower 意志力の科学」としてベストセラーにもなったのでご存知の方も多いかもしれませんね。「ファスト&スロー」などでもこの研究結果は載せられています。ですからわたしも自我消耗を信じて疑っていませんでした。仕事で疲れた夜に難しいタスクなんてできませんし、疲れたらお菓子も食べたくなりますよね。

しかしこれはブラセボ効果だったというのです。

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエックらが米国科学アカデミーの紀要に発表した研究によれば、自我消耗の徴候は、「意志力は有限の資源」だと「信じた」被験者でのみ観察されたという(英語論文)。意志力を有限と見なさなかった被験者は、自我消耗の徴候を示さなかった。(太字部分は筆者)

 つまり自我消耗を知らなけらば、自我消耗は起きなかったのです。

お菓子で意志力は回復しない

さらにお菓子で意志力は回復するのかについて考えてみましょう。実は脳は難しい作業に取り組んでいるから血糖を多く消費するわけではないと記事にはあります。

実際「疲れない脳を作る生活習慣」では血糖値は増やすのではなく、血糖値を一定にコントロールすることが大事とNASAは結論付けたとしています。

では、イライラしないために有効な手段は何でしょうか。 NASAが出したひとつの結論は、「血糖値を一定にコントロールする」ということでした

「疲れない脳をつくる生活習慣」石川善樹 No.747

イライラしない=自制心を効かせられる、意志力を発揮しやすい状態と考えられます。つまり血糖値を一定にすれば意志力を発揮しやすいとNASAは結論付けたわけです。

ではお菓子を食べると意志力は回復するのか?

結論から言うと回復しません。チョコを食べると血糖値の急上昇と急降下が起こるのでイライラしない=意志力を発揮する手助けにはなりません。お菓子は血糖値を急上昇させるので一時的に意志力が回復していると錯覚しているに過ぎないのです。血糖値は急上昇した後急降下するので「血糖値を一定にする」という意志力を発揮しやすい条件から外れてしまします。

これはわたしの感覚とも一致します。実際わたしもチョコを食べると効率が落ちるので食べません。ちなみにわたしのおすすめは無糖のヨーグルトです。

では意志力とはなんなのか?

記事では意志力とはエネルギーではなく感情の一種としています。

喜びや怒りは「使い果たす」ことがないのと同様に、意志力はその時に起きていることや感じ方に応じて満ち引きするというのだ。

つまり一日にゲージに溜まっていったエネルギーが減っていくのではありません。夜には憂鬱になりやすいように、疲れたら意志力は出にくいのです。意志力がでにくい=やる気が出ないと言ってもいいでしょう

これは井戸と蛇口に例えると分かりやすいのではないでしょうか

いままでは「意志力の井戸」から意志力を汲んで使っていくイメージでした。そして夜にはその水は尽きてくるわけです。しかし実は意志力は蛇口をひねれば出てくるもので、疲れてきたりすると蛇口がひねりにくくなるのです。

だから好きなものをやるときはたしかに疲れていても「意志力の蛇口」を回す力が強いのでやる気でてきます。逆に嫌いなことに対しては「意志力の蛇口」を回せない、むしろ回したくないですからやる気はでてきません。疲れているときなどにそれが顕著になるのです。

うれしいときにスキップはしやすいですが、かなしいときにスキップはしにくいのと似ているかもしれません。

終わりに

今回は意志力は感情の一種であるという私にとって衝撃の事実をお伝えしました。

意志力が感情であるならば、感情のコントロールする方法を学べば意志力をコントロールできるかもしれません。実際「キッパリ!」の表紙のポーズとかやるとやる気出てきますからね。

意志力について正しく理解することでセルフコントロールの精度がより上がりそうです。今回ご紹介した記事は読んで損はないと思いますよ!

ゆうびんやでした!


記載がない引用はすべて「意志力にまつわる30年の誤解を解く | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」より引用しました


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